サーマクールの安全性・リスク・痛み
●サーマクールの安全性・リスク
まず知っておかなければならないことは、医療行為には合併症や副作用などのリスクはつきものだということです。
サーマクールも例外ではありません。
サーマクールは美容医療の中でもかなりリスクは低い治療法ですが、合併症や副作用がまったくないわけではありません。
では、サーマクールで考えられる可能性のあるリスクを挙げていきましょう。
まず、治療後に赤みが出ることがあります。
治療部が熱を持っていますので、表面が痛いわけではないのですが、頬などが赤くなる方がおられるようです。
しかし、赤みが出た場合でも、たいていの方は数時間~1日で治まってしまいます。
またサーマクールの治療後は、すぐメイクをして帰宅することができます。
次に腫れがともなうことがあります。
実際には、腫れというよりも腫れた感じがする、というほうがあっているかもしれません。
肌の内側から、痛くはないけれど、なにかジンジンする感覚を持つ方がいるようです。
これも赤み同様、サーマクールの熱による影響なので、数日~1週間くらいで治まります。
なお、晴れた感覚があるといって、氷などで冷やしたタオルを当ててはいけません。
熱によるコラーゲンの変性を妨げてしまう可能性があるからです。
ごく稀ですが、水ぶくれや軽いヤケドによる色素沈着で薄いしみが残ったりすることがあるようですが、正しい照射方法で行う限り、起こりうるリスクはどれも一過性のもので、一生残るというものはまず考えらないようです。
●サーマクールでの痛み
サーマクールは痛みを伴う治療です。
これまでのレーザー治療と異なり、皮膚の深い層でより大きな出力で施術しますので、やはりそれなりの痛みを伴います。
この痛みを軽減させるために、治療は皮膚の表面に麻酔テープや麻酔シールを貼ります。
60分ほど薬剤が浸透するのを待ってから施術が行われます。
ただし、完全に痛みを取り除くことはしません
神経ブロック麻酔や静脈麻酔などで痛みを完全に取り除くこともできますが、麻酔剤の注入によって、皮膚組織の電気抵抗値が変化し、思わぬ熱作用が起こる可能性があるからです。
適度な麻酔であえて痛みを感じ、施術中にその反応をドクターが細かく質問しながら出力レベルを調整しますので、安心して施術を受けることができます。
サーマクールは、痛みを正直にドクターに申告し、施術中でもドクターとしっかりコミュニケーションを図りながら受けることが必須です。

